Dec
29
Billboard Live TOKYO 2014のお知らせ

2014
12/29 MONDY 

"HONEY DIP Back In The Dayz 90s"

DJ : DJ HASEBE
     DJ WATARAI
     YANATAKE

LIVE : 露崎春女
        嶋野百恵
        傳田真央

OPEN 18:30
START 19:00
DOOR
サービスエリア ¥4,500 / カジュアルエリア ¥4,000
お問い合わせ

※ 1ステージのみの特別公演となります。
※ 3Fはオールスタンディングとなり自由席・メンバーズ席のご用意はございません。
※ カジュアルエリアご利用のお客様は、3Fフロアへの立ち入りをお断りさせていただきます。
※ 3Fスタンディングのご予約は電話受付限定とさせていただきます。
  (SAエリア指定席、CAエリアはWEB/電話予約可。)
※ 法人会員、およびClub BBL会員の各種特典は対象外となります。

そしてビルボードライブ東京"HONEY DIP Back In The Dayz 90's"のアフターパーティーを渋谷ブリッジで開催

 DJ BAR Bridge 渋谷



  Permalink | 2014⁄12⁄29 | 3:45 AM
Aug
31
夏のほとぼり。梅田クアトロ

女がたのしい
男もかなりいいけれど、女ってたのしい女って歯ごたえある女って女って! と、女の魅力をぞんぶんに実感できた先日の梅田クラブクアトロ
ご来場くださったみなさま雨の中を誠にありがとうございました。豊かな一夜の満喫に成功しましたこの夏のふち
こんかいは社会見学のような発見が多くあり、舞台を分けあったF.O.Hさん、MIHIROくん、FLEA MARKETさん、真之介くん、KOHEI JAPANといったフェロモン垂れ流し部に属する男性陣が、壇上に上がるやいなや会場の隅々から沸きあがった黄色い声援。キャー! 愛してる! という切実な欲望が含有された叫びの実在。その確認の完了、
スターの登場ってこんな感じなのかあ......すごい。
と、おもわず舞台袖で腕組みをしながら深々とうなづいてしまいました
イベントへ誘導してくれたチカちゃんに心からの感謝を。
そして初めてご一緒させていただいたダンサーMEGU&LoKoYoKoとの楽屋。上二枚の写真がその見渡しなのですが、女ばかりでおしゃべりに興ずる悦のすばらしさを再確認できました。たのしかったなあ胸襟の開きあい
おもには男性とのロマンスについてや卵子凍結話などを、甘すぎない姿勢で吐露しあう。といった流れだったのですが、そもそも女って女に対して相当に手厳しいもので、けれど、こんかいのように、ぱっと会ってぐっと好きになる敏捷な深交関係を築ける場合もあり、男対男の関係のようにしてじっくり時間をかけつつ友情をはぐくむスロウスタイルは女には無い袖なのかも知れないなあ。と、目からうろこ
女ってたのしい
そして男ってかわいい。そしてかわいいと判断されることを嫌う男ってもっとかわいい




LoCoYoKo(左)のカメラで、女の園の図
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わたしのカメラで、女の園の図
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仙台、盛岡のライブから、ほぼ寝ずのまま大阪へ飛んできてくれたKOHEIくん。愛想はないけど愛ある男さ
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これで最後にできそうだから。との歌いだしである「夜明け前」ですが、なぜかいつまでたっても最後にできない男女の矛盾をKOHEI JAPANと
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  Permalink | 2014⁄8⁄31 | 11:57 PM
Aug
19
8月24日、梅田クアトロライブのお知らせ

99パーセントの成功と、1パーセントの失敗を期待して、人々はサーカスに出掛けてゆく。
と書いたのは「男どき女どき<サーカス>」での向田邦子さんですが、音楽ライブの興というのも少しそれに似ているなあ、と賛嘆。ただし音楽ライブの場合、サーカスでいうところの1%の失敗にあたる、たとえば空中ブランコから落下、といった決定的な「おしまい感」のない、とても平和な誤差が生む、ふだん聴いている録音物の歌いかたとライブで聴いた感じがちょっぴり違ったな。とか、いま歌詞をミスったな、ミスりかけたな顔、といった生である以上言いわけもエディットも成せないゆえの痛快な食い違いが目のまえで行われた今! が、ライブの生む感動の一種類だとかたく信じているのはわたしだけでしょうか。どうなのかどうなのか

わたしライブで歌います。
こんかいは一年ぶりにKOHEI JAPANくんとのペアが成功しました。うれしい
詳細は下記のとおり、めっぽう色っぽい男性歌手のみなさまのなかに紅一点。うっかり墜落しないよう皆さま観察をかねて是非ともおでかけくださいね
心よりお待ちもうしあげております夏



2014
8/24 SUNDAY

"Ball Room mini in OSAKA"

LIVE : Full Of Harmony
          MIHIRO~マイロ~
          FLEA MARKET
          真之介
          KOHEI JAPAN
    嶋野百恵

    MEGU&LoCoYoKo
    DUMMY


OPEN   16:00   
START  17:00

オールスタンディング
¥4,500(税込・整理番号付・ドリンク代別) / 当日 ¥5,000 ※未就学児童の入場不可
一般チケット発売

お問い合わせ
06-7732-8888 (前日10:00~19:00)




  Permalink | 2014⁄8⁄19 | 1:33 AM
Aug
11
たゆたう夏。レコーディング

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新しいアルバムをつくろう。と、なんとなく思いはじめたのはもう二年ほどまえ
なんとなく。とはいっても、そこにはただならぬ緊張感が漂ってあり、ギター1本で何曲でも作ります。といったジプシースタイルで歌っていないわたしにとってアルバムとは、たくさんの共演者とのジョイント芸が軸になってくるわけで、ゆえに快音を確信できれば悦びもひとしお。味わったことのない辛酸もなめつつといった凸凹ぐあいで連綿と連綿ときょうもまた

そうしてようやく藤本和則くんのスタジオへ
藤本くんは「レイトショウ」「ためらいの糸」「Next Lounge」「恋は流星」といったマイルド系ミュージックをわたしにブレンドする才能に長けているかたで、かつ柔軟でクレバー。この初夏に参加をしたLIBROの「One by one」でもそうしたように、なにか違うよね。と、どちらかが感じてしまったら、臆することなく違うと吐露をし、やりなおす。あるいは、ボツにする。おかしな気をつかい合う曲づくりというのがまずい作品を生むという本質を理解し合えている数少ないクリエイターのひとりです
それにしても二子玉川にあるここ藤本くんのスタジオ。はじめてお邪魔をしたのですが、CDレコード書籍がおもしろくて、とりわけブックコーナーには目をくれました。ユング、フロイトほかにもたくさんたくさん難攻不落な書冊がびっしりと並んであり、藤本くんって生まれていちども生肉なんて食べたことがなさそうだと毎日カンパーニュやガレットを主食にしているフレンチ系だと決めつけていたのに脳みそがこゆい。まじか、とほんとうに驚きました
ギターもジェフベック級に演奏ができるそうだし、いつかバンドでライブをするならばギターを弾いてとお願いしました
それから、まだまだ先にはなるとおもいますが作品が完成をしたときに是非とも共演してくださった方々の名前をみてもらいたいというのがあります
老舗、新鋭、同友、初顔、ありとあらゆる面々予定ですが、わたしの無鉄砲なおねがいに、なんのためらいもなく才能という温みを差しだし、手をゆるめずに向き合ってくれる方ばかりです
ヘビーなときこそ、ひとの本質が見えてくるというのはほんとうにそうなのだなあ。と実感
裏にうごめくさまざまを、都度々々つたえてゆくことは雑音だけれど今回は特別
伝えなくてはいけないときに、伝えそびれてしまうのは、見えない裏切りのはじまりだという気がするからです



  Permalink | 2014⁄8⁄11 | 11:30 PM
Jul
29
TOKYO SHIBUYA VISION LIVE CLASSICS 2014

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先週の金曜日
渋谷VISIONへご来臨くださったみなさま誠にありがとうございました。たいへんに居心地のよい真夜中を歌唱と音楽、笑談の反復で明かすことができました
共演者さま関係者さま、DJをつとめてくれた申し訳ナイトからのテルイくんおつかれさまでした。はるんくん、愛ちゃんもいつもほんとうにありがとう
そしてまえぶれなく現れてくれたTyler。写真のわれわれですが、それはそれは気が合うというか、なんというか、十年ぶりの再会であっても本心の太い会話をすすめられる関係がやはり心地のよい彼女でした




  Permalink | 2014⁄7⁄29 | 2:14 AM
Jul
11
7月25日金曜は、渋谷VISIONへおでかけください

みなさまこんばんは
わたし歌います

7月25日金曜日
"CLASSICS" at 渋谷VISION

Guest LIVE  TINA
        嶋野百恵

WHITE SPECIAL DJ  DJ JIN (RHYMESTER)
D-LOUNGE SPECIAL DJ  D.L. a.k.a. BOBOJAMES

DJ : DJ REN
       SOUTHPAW CHOP
       K-BOOGIE
       YO-GIN
       ICHI
       MICARFy
       YUYA
       SARANRAP and more

VJ : GOSPEL FOR TRAMPS
LIVE PAINT : SCHOOLZ
ACT : KASHI DA HANDSOME
   TOMY-NT

OPEN  22:00
DOOR ¥3000(1D) LADIES
    ¥3500(1D) MENS





  Permalink | 2014⁄7⁄11 | 11:50 PM
Jun
29
最近ぐっときた二行


一行目≠(ノットイコール)の壁はたかく、個性を消せばつながる二行目......ふうむ。
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  Permalink | 2014⁄6⁄29 | 9:32 PM
Jun
17
韓国よ。またきます

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  Permalink | 2014⁄6⁄17 | 1:24 AM
Jun
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韓国よ。あらいまりが結婚します

こんかい韓国へ向かったのは、朋友あらいまりがソウルで結婚式を執りおこなうという、とてもめでたい用事があったからなのですが、もちろん彼女がマネージメントをつとめるRHYMESTERのメンバーをはじめ、Mellow Yellow K.I.Nさんチカちゃんほかにもたくさん。花嫁あらいまりを愛してやまない面々が、海をまたいで一点につどい、韓国の伝統的な婚礼式に真面目に立ちあいました。きれいだったな、あらいまり。おもわずほろりとさせられました
そして結婚って、ひょっとするととても気持ちのいいものかもしれない
さいきん読んだ、河野多惠子「秘事/半所有者」そして同著者の「みいら採り猟奇譚」の影響も大きいのですが、この二冊。これは二冊まるごと傑作で、ここに描かれているものはすべて、夫婦というシステムが生む底知れぬ甘美の可能性についてであり、その可能性はどれもきわどい境界線上でしか開花されない変愛そのもの。結婚が墓場だなんて嘘かもしれない
とくに印象的だったのは、「半所有者」で語られたある夫婦の特殊な変愛でした。
妻に先立たれてしまった夫が、妻の亡骸を目のまえに、さいごにもう一度だけ妻を「所有」するためのセックスを試みるという掌編です。
死体とまじわる。
これはかなりの猟奇性をともなう行為だし、屍体愛(ネクロフィリア)といった、ごくかぎられた快感帯をもつ夫なのかしら。と、わたしの印象は月並みな決めつけに及んでしまいそうになったのですが、はたしてそんなに説明のたやすい精神状態であるのかどうか、という点。違うよね。まるで違う
良いときも悪いときも、永い時間共存をした者同士にしか成功しない、第三者などには理解のされない愛し方という歪んだ宇宙があるのならば夫婦。いいかもしれない
それは韓国、美しく輝りひかる花嫁あらいまりを眺めながらも随分と感ずる部分でありました
けれど式がおわって、韓国屋台。
DくんK.I.NさんK.I.Nさんの奥さまJINくん百恵と、ときどき花嫁。そうして朝までちいさな宴をはじめると、わたしは変わらぬ同じのわたしで、すてきなみんなと飲むマッコリは、夏の海辺で飲むカルピスのよう。ごくりごくりと飲用をつづけて、とにかくたのしい。とにかく自由
これではまだまだ「所有」はされない


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  Permalink | 2014⁄6⁄16 | 7:20 PM
Jun
12
雨ふる韓国

韓国へいってまいりました。
ぜんかいの韓国は三年まえの秋
あらいまりとの女ふたり旅行であり、遠慮会釈もない会話とともに過ごしたソウルでの五日間は当初、男性不在の小旅行ですか。と高をくくっていたわたしの期待感を大幅に裏切ってくれるほどに豊かなものでありましたが今回も韓国
さいこうって言葉、嫌いなんです。でも、さいこうでした。と、そんな様子で、わずか三日間という短い滞在でも有意義。喰べて祝って散歩をし、そして雨。記念すべき韓国での初雨にも恵まれて、異国で雨を経験できるだなんてめったとない好機であり、ぽつりぽつりときた途端、わたしはあわててiPhoneにイヤホンを突き刺して、Neil Sedakaの「Laughter in the rain」をリピート再生。世界じゅうに雨をうたった曲は数多と用意されているけれど、わたしはこの曲。この曲がいちばんすきなのです。雨の下でこの曲を聴いていると、傘を投げ捨てびしょ濡れになって、くるくる回転したくなるのですよ。スパイクジョーンズ監督のBjörk「it's oh so quiet 」みたいに街じゅうを駆けまわりショーシャンクの空にのように天を仰いで雨にうたれたい気分へいざなってくれる名曲中の名曲なのです
そうしてやって雨ふる韓国。虹いろ傘とNeil Sedakaをお伴に遊覧


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  Permalink | 2014⁄6⁄12 | 3:11 AM
Jun
10
二〇一四五三一

ことしも2014531へと、とりどりの言の葉を寄せてくださいましたみなさま。ほんとうに有り難うございました
やおら心臓まで染みわたってくるような、熱をふくむ言葉たち。わたしへの、まさぐりの数々。もっともっと歌ってください。と切望してくださっているつよい想いや、二年まえに嶋野百恵という存在をはじめて知り、それからまいにち聴いています。という、えっ。歌手としてはなにも新しい発表をしていない二年まえのタイミングで? といったフレッシャーな方からのラブレターまで
とにかくそうしてわたしへと、心の部分を千切り渡してくださるという作文行為についての感謝が降りやみません今夜もあなたを想っています

これからの歌作品については、ご一緒したい方々と直接お話をしたりアイデアの交換や構想、制作の仮縫いをしているところで、ちらりほらり。じぶん自身にも感ずるところが大いにあり、その感ずるところの明細については、追って追ってこちらの日記などにも記してゆこうとおもっております。いままであまり気が向かずに記してこなかった裏がわのことや、その際に乱吹くわたしの心象についても。
五月三十一日からややあって、お礼が遅くなりましたが今後ともお時間のゆるすかぎり嶋野百恵へ遊びにいらしてくださいね
わたしは、あなたのお越しをいつだって心待ちにしているのですから



  Permalink | 2014⁄6⁄10 | 11:52 PM
May
07
LIBRO "COMPLETED TUNING" 本日発売
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1. One by one (feat. 嶋野百恵)
2. Tsumetai soul (feat. 山仁)
3. In the life (feat. Q-ILL from BROKENWORDZ)
4. 秋風 (feat. 鬼)
5. Walk (feat. G.O)
6. Utsuwa (feat. SharLee)
7. Fall
8. Ghost ray (feat. OJIBAH)
9. Work (feat. L-VOKAL)
10. Urge
11. Mind tuner (feat. LIBRO)
12. Composure
13. ある種たとえば (feat. 小林勝行)
14. 視界良好
15. Change (feat. SMITH-CN)
16. マイクロフォンコントローラー (feat. 漢, MEGA-G, LIBRO)
17. S.M.J

ALL TRACKS PRODUCED BY LIBRO
AMPED MUSIC : AMPED - 002


わたしも参加をしましたLIBROの新作"COMPLETED TUNING"が、本日ぶじに発売になりました。わーい
さっそく聴いてくださっている方。もうもうLIBROのラップはお聴きになりましたか。11曲目と、16曲目。わたしは聴いてぐっときて、椅子から転倒しそうになりました。あぶない二曲です
また、これから聴こうか聴くまいか、と二の足をふみふみされている方。
あなたの音楽ライブラリーにLIBROの"COMPLETED TUNING"を入れた瞬間、がらりと質がかわるのだから
ぜひとも革命してみてください

それからなにより
おめでとうLIBROおつかれさま
ここからまだまだ続けてください
この作品を、
さきぶれとして


  Permalink | 2014⁄5⁄ 7 | 12:23 AM
May
01
LIBRO "COMPLETED TUNING" への、軌跡や対話
「対話」という曲で、はじめてLIBROに会ったのは十六年まえのちょうど今ごろ
どうしてこのひとはこんなにも肌がきれいなのだろう。しかも美脚。そのうえ二十一歳とはおもえない、こくのある優しいオーラをまとっていて、ひとたびラップをはじめると、快。トラックを聴いても、快。おしゃべりも、快。快から快。なんだかとってもいい湯加減だ
というのが、彼へのはじめの印象でした
それからわたしたちは「My Honey」という曲を編んだり、ツアーをしたり、お鮨を喰べたり散歩をしながらいっしょに育っていたけれど、気がつくとめいめいの時代をめいめいで過ごしながら、LIBROとわたしは遠くにいる幼なじみのようにしてむくむく個々で大人になっていました
おもえば遠くへきたものです。
そんなことを、昨年の暮れからお正月のあたりまでLIBROとたくさん語らいました。対話です
その対話からうまれた「One by one」という曲を、LIBROの新作"COMPLETED TUNING"の一曲目に編みこみました。ほんとうに素晴らしい時間でした
ちなみにOne by oneというタイトルはLIBROがつけてくれたのですが、とってもしっくりきています。LIBROとわたしにぴったりです
発売はもうもう来週、
5月7日の水曜日
ぜひとも聴いてくださいね







  Permalink | 2014⁄5⁄ 1 | 11:59 PM
Apr
30
青いうるみのある五月

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冬は消え、歯ぐき色した小さな春が寝そべっていたのは先週の四月
わたしは石川県七尾市にいました。
数年まえから、ときおりお手伝いをさせていただいている綴文というのが今のわたしにはあり、そんな用向きではじめて降りたった七尾でしたが、たいへんに七尾は美しい町で、青いうるみが彼方の奥までつながっていて、チョコレートを口にふくんでいる最中に戦争をくわだてる人間はいない、と言ったひとがいたけれど、七尾の青はまさにそれ。見ているだけでも幸福でした
そうして宿につくなり、そうそうに湯浴みをすませ、「記念だ」といって編集女史が撮ってくれた写真のわたしですが、すっかり浴衣が着くずれしていて、みっともないです。めんぼくない
魚もいちいち新鮮でした

音楽だけで満腹だった二十代をこえ、恋にはしり、うしなったり、秘密をもったりしながら、きっとみなさまとおなじようにして進んでいる毎日。もうすこし、こまめに日記をかいたり、さまざまを更新できたらなあ。というのを最近よくおもいます。うまく時間をやりくりしながら、濃度をあげる。あげようと。
そしてお知らせがあります。
七尾でもずっと聴いていましたLIBROの新作"COMPLETED TUNING"に、わたしも参加をしています
発売は5月7日の水曜日
くわしくはまたあしたの日記に



  Permalink | 2014⁄4⁄30 | 11:55 PM
Mar
11
SUNRISE SUNSET MIDNIGHT
みなさまこんばんは
ことしはよく冷えますね。お寒うございます
かわいた耳垢のような雪がしゃあしゃあと降りしきり、暖房を強めた小部屋の窓には結露。毎日がほんとうに白くて、まっ白で、白い季節というのは、どことなくモラトリアムを暗黙にゆるしてくれているような錯覚があり、なかなかによいものです。恋にもいちばん素直な季節だそうですよ冬
だからでしょうか、けさ偶然に入ったコーヒーショップの大型モニターで再生されていた映画「Before Sunrise」から「Before Sunset」をぼんやりと鑑賞していると、すっかりこころが女になりました。写真のわたしです
みなさまはご覧になりましたか、Beforeシリーズ
劇中のイーサンホークとジュリーデルピーの会話、脚本をふくめたアドリブや構成プロットそれからSunsetの音楽はとくにすばらしい
たった一夜のゆきずりの恋から九年、そして十八年後。忘れきれなかったふたりが、その一生を使い合ってゆきずりの恋をつらぬこうとするこの物語三部作
二十代三十代四十も五十もその先も、その年代年代にしか成功しない恋への努めかたというのがあるものですね。ほんとうに味わいぶかい映画です
最終章の「Before Midnight」は上映中だそうなので、ひさしぶりに劇場で映画を視るという贅沢をやってみようかな
なにか思いだせるかもしれません
いまのわたしにはなによりも必要な贅沢なのかもしれません

みなさまもお風邪など召されませんよう、ふくふくとしたこの冬眠の時をやわらかくお過ごしください。おたがいによき小春のころを、待ちわびましょう


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  Permalink | 2014⁄3⁄11 | 3:24 AM
Feb
01
祝二〇一四 前口上
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二〇一四
新春おめでとうございます
ずいぶんとご挨拶がおそくなりました
みなさまはこの年初めを、どのようにお過ごしですか
お餅やロブスターはもう喰べられましたか
はずれた奥歯の詰めものは、きちんと詰めなおしされましたか
わたしは知人である編集女史と、京都・安井金比羅宮へ探しものにきています。
ここ安井金比羅宮には、悪い縁を切り、よい縁とは結ばれたいという贅沢をかなえてくれる化け物がいると聞いてやってきました
鳥居をぬけ、五分ほどを歩くと、上の写真。白い半ドーナツ型の変てこなかたまりが現れました。これがうわさの化け物です
正体は、石
表面に幾重も貼りついた白い紙は、参拝におとずれたひとびとの願いがしるされたおふだ。あのひとがわたしの人生から消えてしまいますように。としるされたものもあれば、はやく本妻と別れますように。という、剥きだしのものも
一種ディストピアの趣ですが、純粋だともいえ
男と女が、いのちを加速させながら求めあえばこうなります通常運動です。
参拝にあたって、こまやかな決まりごとはなく、まんなかの穴をくぐりぬけ、石面におふだをぺたり、する。これで完了。あなたの願いはきっと叶います。石のわたしが祈りましょう。という全体
どろりとした愛憎の念を、一身を賭して受容した白い化け物は、すこし息苦しそうにも見えました
同行した編集女史は、おふだ一枚じゃ足りない。十枚はいるさ。と、ひらいた指をていねいに一本ずつ折り曲げながら、さっそく切りたいご縁の数を真顔で勘定はじめたのですが、わたしの切りたいご縁とは、はて
んー
うー
と、しばらく唸って考えてみたけれど浮かばない。浮かぶのは、あなた。あなたと結ばれたい。優位は切るより結ばれたい、のほう
そうしておふだを、あいあい傘になぞらえて「百恵/あなた」という拙筆を生みました。四つ目の写真です
のち一時間ほど遊覧をしてから、本殿に手をあわせ、そろそろ宿へもどろうと、切りたいご縁をまとめてチョッキン切りにした女史との帰りみち
聖域であるはずの境内からみえたラブホテルAOIの看板と、それにともなって漂いひろがる、ひなびた精液のにおい。
下三枚の写真がそれなのですが、ここのところ夢中になっている歌川国芳の、嵐に大怪魚があらわれる「讃岐院眷属をして為朝をすくう図」(いちばん上の画)と、聖域+AOI HOTELの混濁ぶりがなぜかシンクロをし、ぷ、と吹きだしながらもAOI HOTELの看板を見上げるわたしは、どこかみずみずしい顔つき
そういえば、この安井金比羅宮に関係している崇徳天皇が讃岐に流された画も、国芳が描いています

探しものはみつかりました。
否定だけでおわってしまう一生はつまらない
目のまえにある愛の気配には敏感でいたい。
汚れを美化せず、時めきをはらんだ混濁をのぞみます二〇一四

みなさま本年もどうぞご贔屓におねがいいたします。



  Permalink | 2014⁄2⁄ 1 | 8:50 PM
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