Jun
16
韓国よ。あらいまりが結婚します

こんかい韓国へ向かったのは、朋友あらいまりがソウルで結婚式を執りおこなうという、とてもめでたい用事があったからなのですが、もちろん彼女がマネージメントをつとめるRHYMESTERのメンバーをはじめ、Mellow Yellow K.I.Nさんチカちゃんほかにもたくさん。花嫁あらいまりを愛してやまない面々が、海をまたいで一点につどい、韓国の伝統的な婚礼式に真面目に立ちあいました。きれいだったな、あらいまり。おもわずほろりとさせられました
そして結婚って、ひょっとするととても気持ちのいいものかもしれない
さいきん読んだ、河野多惠子「秘事/半所有者」そして同著者の「みいら採り猟奇譚」の影響も大きいのですが、この二冊。これは二冊まるごと傑作で、ここに描かれているものはすべて、夫婦というシステムが生む底知れぬ甘美の可能性についてであり、その可能性はどれもきわどい境界線上でしか開花されない変愛そのもの。結婚が墓場だなんて嘘かもしれない
とくに印象的だったのは、「半所有者」で語られたある夫婦の特殊な変愛でした。
妻に先立たれてしまった夫が、妻の亡骸を目のまえに、さいごにもう一度だけ妻を「所有」するためのセックスを試みるという掌編です。
死体とまじわる。
これはかなりの猟奇性をともなう行為だし、屍体愛(ネクロフィリア)といった、ごくかぎられた快感帯をもつ夫なのかしら。と、わたしの印象は月並みな決めつけに及んでしまいそうになったのですが、はたしてそんなに説明のたやすい精神状態であるのかどうか、という点。違うよね。まるで違う
良いときも悪いときも、永い時間共存をした者同士にしか成功しない、第三者などには理解のされない愛し方という歪んだ宇宙があるのならば夫婦。いいかもしれない
それは韓国、美しく輝りひかる花嫁あらいまりを眺めながらも随分と感ずる部分でありました
けれど式がおわって、韓国屋台。
DくんK.I.NさんK.I.Nさんの奥さまJINくん百恵と、ときどき花嫁。そうして朝までちいさな宴をはじめると、わたしは変わらぬ同じのわたしで、すてきなみんなと飲むマッコリは、夏の海辺で飲むカルピスのよう。ごくりごくりと飲用をつづけて、とにかくたのしい。とにかく自由
これではまだまだ「所有」はされない


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  2014⁄6⁄16 | 7:20 PM
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